1.花 ~momiji~
作詞:市川喜康
作曲:S.O.S
日和風そよぐ花 遙か空を舞い染める
色づいた想いはまだ
胸に仕舞い迂んだまま
理由(こたえ)などいらない
走り去った背中を…ずっと待ってる
僕らの世界が止まった夜に
小さなヒカリがそっと射し迂む
震える瞳に今こそ伝えよう
出會えたこと それが僕のすべて
聳え立つビルの影が 並木道へ伸びる頃
日溜まりを見つけながら
淡き明日(あす)を描いたね
寄せ合う掌に
生まれおちた奇蹟は 偶然じゃない
僕らの未來が動き始める
落ち葉に零れた淚も乾く
震える瞳に今こそ伝えよう
出會えたこと それが僕のすべて
やわらかな聲 ほのかに笑く笑顏
代わりはどこにもない
暮れゆく彼方に鏤められた
幾千の星が二人をつつむ
僕らの未來は煌めきの中
限りない季節(とき)を越えてゆくだろう
震える瞳に今こそ伝えよう
出會えたことそれが僕のすべて
2.Eve
作詞:S.O.S
作曲:S.O.S
重なる足音 よそ行きの街並み
靜かに頰叩く 場違いな霧雨
赤と綠 切り繪の景色 巡るワルツ
何度目だろう 見上げた空に 予感がした
雨の粒が 雪に變わる
午前零時前の君 照らすように
舞うひらひらと真夜中の蜉蝣
ひといきれに まぎれそうもない
二人の影 搖らめいて
優しい喧騷 にぎやかな街の音
意外なジオラマ 重なった足跡
塗り足された 切り繪の景色 たどるボサノバ
いつのまにか 空はモノクロ一ム
スロウモ一ション
雨の粒が 雪に變わる
午前零時過ぎの君 包むように
降るはらはらと 今日だけのパノラマ
雪に描いた シンメトリ一
また今年も イヴが終わる
祭のあと 誰かが何故か
連れてくる 感傷は そっと仕舞って
雨の粒が 雪に變わる
午前零時前の君 照らすように
舞うひとひらと真夜中の蜉蝣
ひといきれに まぎれそうもない
二人の影 搖らめいた イヴの夜
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